Friday, January 29, 2010

惑星的電気音楽好きC'mon !!!

 
 
あぶな〜い、音に感電するー。国立新美術館にて僕の改造楽器を使った一人バンド (時々ベーシスト参加) の演奏!とその全貌。USB Open Reelを回す傍ら、裏ではこんなことにも没頭していたのです。今後、どっちも激進化させていきたいプロジェクトなのでお見逃し無く。今回の展示/ライブも気合い入ってます。以下のような日程で臨みます。
Braun Tube Band's Short Gig at THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO !!
トークとライブを堪能できるのが、5日、10日、12日、13日です。※10日は畠中実(from ICC)さんとの対談が追加しました。
シンポジウム(作家同士 de 井戸端会議!)は5日(6日は誤り!)に2回あります。この機会にできたてほやほやのエレクトロニコスを召し上がれ!他の出展作品も楽しみ。
 
 
ライブ日程:
※(トーク!)=トークのみ
 
3日 (水):13:30- / 15:00- / 16:00-
 
4日 (木):13:30- / 15:00- / 16:00-
 
5日 (金):12:30- (トーク!) / 13:30- / 15:00- / 18:00- (シンポジウム!)
 
6日 (土):13:30- / 15:00- / 16:00-
 
7日 (日):13:30- / 15:00- / 16:00-
 
8日 (月):13:30- / 15:00- / 16:00-
 
9日 (火) :休館日
 
10日 (水):13:30- / 15:30- (畠中実氏との対談!) / 16:30-
 
11日 (木):13:30- / 15:00- / 16:30-
 
12日 (金):16:00- / 17:00- (トーク!) / 18:00-
 
13日 (土):12:30- (トーク!) / 13:30- / 15:00- / 16:30-
 
14日 (日):13:30- / 15:00- / 16:30-
 
追加訂正:2/8
※ミスが多くて本当に申し訳ありません。。
 

Monday, January 25, 2010

メディア芸術祭にて

 


今日は何年の何月、何日・・?あ、2010年の1月か。ああ、頭おかしくなりそう。2週間以上家からほとんど出ずに産卵してるから。。
 
来月六本木にて開催されるメディア芸術祭で作品を展示したり、ライブをしたり、トークをしたり!その準備と調整に追われています。今回は一人孤独に図面書いて、半田づけして、木を切って、ペンキを塗って、プログラムをかいて、作曲して、録音して、編集して、練習して、撮影して!
この記事を読んだ方、是非来月遊びに来てください!なんてったって入場無料、ライブもやりますので、生で観て頂きたいっ。
 
 
 
第13回文化庁メディア芸術祭
会 期: 2010年2月3日(水)~2月14日(日) ※2月9日(火)は休館
10:00~18:00(金は20:00まで)
会 場:国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)
入場料:無料
 
和田永出品作品名「Braun Tube Jazz Band」(ver.1.4)
ビデオデッキとブラウン管テレビを楽器化。 惑星的電気音楽を奏でる!

※メディア芸術祭にて初お披露目+Short Gig
 
トーク日程:
2/5
時間:12:30
場所:展示会場内プレゼンテーション・ブース
出演:和田永+久野桂太郎
※トーク終了後、ミニライブ予定です。
 
2/6 - アート部門シンポジウム 
時間:18:00~19:30
場所:国立新美術館 3階講堂
出演:David BOWEN(米)×Lawrence MALSTAF(ノルウェー)×和田 永(日本)
佐藤 卓氏(アート部門 主査/グラフィックデザイナー)
四方 幸子氏(アート部門 審査委員/メディアアート・キュレイター)
 
2/10
時間:15:30 start
場所:展示会場内プレゼンテーション・ブース
出演:和田永
※トーク終了後、ミニライブ予定です。
 
2/12
時間:17:00 start
場所:展示会場内プレゼンテーション・ブース
出演:和田永
※トーク終了後、ミニライブ予定です。
 
2/13
時間:17:00 start
場所:展示会場内プレゼンテーション・ブース
出演:和田永+久野桂太郎
※トーク終了後、ミニライブ予定です。
 
※その他会場でのライブ日程は追って掲載致します。
 
 

Friday, January 15, 2010

秘密の模様

 


ところで、今日、面白い発見をした。自分にしか見えない秘密の模様。
 
ブラウン管テレビを観ている時、何気なく声(高い声)を出したら、ちょうど青や白の明るい映像の時だったのだけど、光の模様がうっすら見えた。よーく観察すると、その模様は、声の高さによって形や動きが変化する。恐らく、細かく点滅しているテレビの光が、声によって振動している網膜に入る際に干渉するかなんかでその模様が見えるんだろうけれど、面白い。そして驚いたことに、声を出している人にしかその模様は見えない。是非、皆さん試してみてください。
 
ゾクッ。ブラウン管って不気味だから早く液晶に変えよ。
 

Thursday, January 14, 2010

グッバイアルジャミーア

 

大学での審査会終わり。これが疲れるけど最高の2日間。同世代の人々が自由奔放に作った作品群に触れることができて刺激的。映像から写真、インスタレーションと多彩。それらを教授陣が丁寧にひとつひとつ審査。
 
僕は何かと他のことが忙しかったんだけど、そんな言い訳は通用しないから、あらゆる専門分野の先生からあらゆる箇所をつっこまれ終了。けれども翌日はとあるキュレイターの方から評価して頂けたので嬉しい限り。
 
そして消えていく日々の泡・・泡・・さよなら大学。僕はそろそろ卒業です。
 

Thursday, January 07, 2010

ブラウン博士の予想しなかった未来へ

 


 
なんだかすごく忙しくなってきた。蒸気幻楽を探し求める日々が今年も幕を開けた。
 
来月の展示に向けては、新しい作品の作業も急ピッチで進む。Dr.フェルディナント・ブラウン博士が予想しなかった、"Braun Tube Jazz"という名の惑星的電気音楽を奏でる未来を産卵中。
 
更に2月からはUSB Open Reel Scratch Ensembles (also Known as Open Reel Ensemble)もEDIT新解釈で再稼働。テクノ万歳でいきます。今年は大学を卒業するので、海外遠征にも出掛けよう。同時に春先からは蒸気映画と、そのための土とエレクトロニコスの響きも産卵するぞっ。
 
それと、幻聴仲間の吉田くん、難波くん、匡くん、そしてSountriveくん、本年もよろしくお願い致します。
 
 

 

Tuesday, January 05, 2010

今年の答えはコ

 

 
あ、そうそう。年明けと言えば楽しみだったことがあって。通りがかったビルのてっぺんに映った光の模様が、「バカ」に見えたのはちょうど去年の元旦。めでたい気分の時に天から「バカ」と言われてしまったので、ちょっとしょぼん、という気分でした。
 
そして今年も親戚の家に向かう途中、通過。あの変てこな天からのメッセージ・ビルの横を。元旦だったからおみくじ的な感じで期待しちゃって。なんて書いてあるのかなあって。「アホ」だったら面白いな、なんて。そしたら「コ」でした。「マ」にも見える。「コって何だよ!」とつい口走ってしまった。
 
そういえばgoogle電卓で「人生、宇宙、すべての答え」と入れると「42」という答えが出てくる。「42」ってどういうことだよ!今年は天から「意味を深く求めすぎるのはよくないよ」って言われた気がしました。という、意味を求めてしまった・・。
 
 

 

Monday, January 04, 2010

Radio 雅楽 Experience !!

 

 
長いけど、この話載せちゃお。
 
2009年の最後、僕は不思議な紋章のある料理店の前にいた。そこで色んな偶然が重なって、気づいた時には同世代の若者5人がコタツに集って年越し蕎麦をつついていた。皆大学はバラバラで理工学部や文学部。けれども年がだいたい同じだったので、2000年代の思い出話で盛り上がった。振り返れば僕らの思春期は2000年に始まった。そんな僕らの共通の記憶・・そこにいたS君はこう言い放った。「やっぱりインターネットじゃない?」確かに。僕らはインターネットの成長過程ともに育ってきた。
 
「インターネットは体験を生まない。」そういった批判的な言葉をよく耳にする。でも僕らの記憶では、ネットの登場はひとつの体験だった。I君は言う。「初めてネットにアクセスして、アメリカのNASAのホームページを見た時の衝撃は忘れられない。それは魔法だった。」そしてその頃のネットは有料で、短い時間しか閲覧できなかった。けれどその制限が逆に想像力を掻き立てた。或は僕とK君は、あのアクセスする時に鳴り響く音に感化された。ピポパポ、ピー、ガーというノイズを聞いた時、「ああ、いま目の前の機械が世界に電話をかけている。そして、家から現実世界に張り巡らされた電線へと繋がっていく・・」という興奮があった。それらはもの凄く新鮮な出来事だった。
 
そんな中で変動も目の当たりにしてきた。僕は少数の例かもしれないけれど、どんな音楽が入っているのかとドキドキしながら買って来たレコード盤に針を落とすことはなくなったし、好きなバンドのレア映像VHSを必死になってゲットするということもなくなった。今やネットに慣れ親しむと、情報の多くが過去に比べて容易に手に入る。それは超便利で、ものをつくる人にとっては多数の人に作品を見てもらえ、人類が共有できる知的財産の宝庫として確かにただならぬ可能性を感じる。
 
けれども、一方で「知ってしまえる」ことによって失う体験は沢山あるよねえ、とS君は言う。ものづくりで言えば、「やりつくされている感」というのを感じる瞬間があると言う。インターネットは飽きることなく世界の面白動画を探索できるけれど、同時に見過ぎることで驚くことへの耐性や何かをやる時に「既に誰かがやっているしー」と躊躇しちゃう感覚があるんだよなあ、と彼は続ける。そんな会話を半分寝ながら聞いていた文学青年Mが、突然目を開け、ガバッと立ち上がると、口も開けた。
「ニーチェ大先生は、周りは気にするな、無垢な創造性を発揮しろって言ってるから。」
 
 

 
そう彼は言い残すと、「あ、俺バイトだ、帰らなきゃ。」と言って去って行った。ニーチェ大先生が本当にそんな風に言ったのかは勉強不足なのでわからないけれど、ふとスイッチを変えて見渡せば、常に身の周りは驚きに満ちているし、誰かの影響だろうが、誰かがやっていようが、つくりたい時はつくりたい。 手を動かしてやってみることの方が楽しい。そして、「全然何もわかんねーよ!」と根源的な問いを復活させれば、あらゆるものが新鮮に見えてくる。
 
すると僕は突如立ち上がり、ラジオのチューニング・ダイアルを回しながらこう叫んだ。「エクアドル・・エクアドル・・電離層が空に広がる頃、僕はエクアドルからの放送電波をキャッチしたのだ。遠い場所から発せられた透明な信号が、この部屋にもある。そして、この空気中に音が溢れているということ、このラジオはそれを常に教えてくれる魔術の箱なのだ!」
 
そうしてラジオをギターアンプに接続し、小型電子銃からサイン波の信号を出力させた僕は、その波と空間に満ち溢れる放送電波とを空気中でミックスさせながら、ジョン・ケージに想いを馳せて即興で"Radio Music 2010"を演奏しようとした。しかし、その時日本の空気中に漂っていたのは、1月1日の幕開けを祝う雅楽の演奏だったのだ。その雅楽はラジオのダイアルを回すことによって「ギュワイーン」と奇妙に変調し、これがまるでCage meets Jimi Hendrixだったもんだから、K君はその音を聴くなり、こう言ったのだ。「これは"Radio 雅楽 Experience"だ」。
 
MP3"Radio 雅楽 Experience" / Radio Tuning Dialing by Ei (2010.1.1)
※音量にご注意ください。
 
かつてQueenの"Radio Ga Ga"はこう歌った。
「必要なことはみんな、ラジオから知ったんだ。」「君は思わせてくれたよ、まるで僕らは飛べるんだって」
メディアが人々の意識に与える影響。マクルーハンが「グーテンベルグの銀河系」を描いたみたいに、僕らは後に「インターネットの銀河系」に登場する世代になるはずだ。その先に、「身体性の復興と新たなる創造性」の章が加わるかどうかは、昨今を生きる人々の行動にかかっているっ!
 
 

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。