Friday, May 18, 2007

脳に焼きついて離れない風景たち

 

ふとした瞬間に、言語化することのできない全感覚的な懐かしい"何か"に出会うことがある。そんな時に、僕の脳の裏の奥の向こうに焼きついたその匂い(風景)は、僕からなかなか離れてはいかない。

a:不思議な夕暮れの街、オーラムタムの風景
b:窓辺から見える古いククの海の風景
c:午後2時の透き通った緑色の風景
d:大地や宇宙と繋がるラハスターニの夜の風景
e:永遠のプラットホームが続く砂漠の風景
f:ネオン管パゴダのライライ・ジャイーラの風景
g:夜風が肺の奥に灯る海辺の風景
h:泡と卵が吹き出すクルクタールの風景
i:様々な文化が交錯する砂漠の街、カダル・サハーニの風景
j:朝、隣の家のピアノがかすかに聞こえてくる風景
k:透き通るような記憶と、冴え渡る水の地平線の風景
l:錆びた月と青いソムニウムの風景
m:白と黒の静止した時間と呼吸の風景
n:ハルモニウムが紫の蒸気を奏でているセラミックの大地での風景
o:金属の蟹の足の塔が湖に建っている風景