






上の写真は新作の自作楽器(改造楽器)の写真です。
前期制作の講評会がやっと終わった。とても長かった。ICCや音楽関係者が講評に来てくれたのだが、高い評価を頂くことができた。パフォーマンスを観に来てくれたお客さんからもなかなかの反響。磁気録音の原理を応用した演奏方法だったので、動きと音が結びついていて、目で見て楽しめる、というのもポイントだったのかもしれない。1ヶ月間かけて仲間と協力してつくった甲斐があった。産業的価値とは異なる「コンヴィヴィアルな(音楽表現)道具をつくる」という目標にもひとまず到達することができた。
そしてまた、ハードウェアのサンプリング&コラージュは時間軸を越えたテクノロジーのドッキングであり、それは透明なファンタジー呼び起こそうとしている・・・。一般的にはマニアックな作品だけれど、パフォーマンスは割と音楽的に仕上げた。※写真はクリックで拡大できます。(写真撮影:堀之内毅)
mp3 - "球面哲学者の心象音楽" Music with Bending Reel-to-Reel + Tabla + Blockflöte:
System:
・Reel-to-Reel:Pioneer RT-1050 / RT-1011H / RT-1020
・Software:Max/MSP 5
・Laptop:Power Book / Mac Book
Technique:
・アルゴリズミック・スイッチング:オープンリール内のスイッチをコンピュータプログラムで制御。高速かつリズミカルにスイッチング。更にOpen Sound Controlというプロトコルを使用してネットを介して他のリールと連動。手元のテンキーで操作。
・リアルタイムサンプリング&スクラッチ:その場で録音した音をリアルタイムに加工・スクラッチ。
・ソレノイド・ビブラート:ソレノイドを制御し、走行するテープを物理的に高速かつリズミカルに振動させることによって音にビブラートをかける。人間技ではない速度で振動させることが可能。
・プレイバック:あらかじめリール内に用意している音を再生。その場で録音した音を再生。逆再生も可能。
・回転数制御:再生スピードを可変。手でリールを回す場合と、ボリュームで操作する場合がある。
・高速回転再生:高速で走行するテープをヘッドに押しつけて音を再生。
Open Reel Ensemble are;
Ei Wada : Concepter, Circuit, Sound Composition
Kimitoshi Sato:Programing, Sound Design, Poster Design
Ren Yamashita:PIC Programing, Circuit
Sayu Okano:Assistant, Mixer
Takuya Asakura:Craft, Design
2 comments:
Well written article.
希望大家都會非常非常幸福美滿快樂健康美麗更希大家活力無限........................
Post a Comment