
2010年が嵐のように過ぎ去って、あっという間に2011年。
僕はというと、新年早々、腸炎にかかって寝込んでしまった。。数年ぶりの点滴注入でリカバリー、今年もライブ活動、そして作品制作に向けて創造をフル回転させていきたいところ!
ところで、2011年1月1日の明け方、初日の出を見ていたら、あることが気になってしまった。「この太陽は、一体いまどこで沈んだ太陽なのだろう?」
それで、調べてしまった。初日の出の時間と同じ時刻に、地球上で太陽が沈んでいる地域。なんとなく反対側だろうな、と思っていたら、やっぱり地球の裏側にある南米地域。時間のルールでいくと、2010年12月31日の南米で沈んだ太陽が、そのまま僕らの初日の出になる。
なるほど、と思っていたら、今度は「じゃあ日本で沈んだ太陽は、どこの明日の日の出になるのか!?」というのが気になってしまった。「えーと、つまり...」と言いながら地球儀を回していくと、日付変更線を跨いで、南米地域に指がとまる。「そうか!」なんてシンプルな答え。2011年1月1日に日本で沈んだ太陽はそのまま南米地域の初日の出になるのだ。

今自分が立っているところと反対側の場所とは、太陽をキャッチボールしている関係。2010年から初日の出をもらって、初日の出を反対側に受け渡す。こんな当たり前の日々の営みにふと気づけただけでも、何だか少しホットな元旦になった。ところでこれはややこしい話・・日付変更線の近くでは、太陽が昇ってきた時に、それが2010年12月31日の朝日なのか、2011年1月1日の朝日なのかを選ぶことができる!どういうことなのか気になったら、是非調べてみてくださいませ。
次に調べたいのは、自分の住んでいる家と真反対にある場所。家の窓で太陽が沈んでいく時、その太陽の片方は向こう側の世界に顔を出しているに違いない。そんな遠い場所を、今の時代だったらGoogle Earthで簡単に調べて飛んでいけるかもしれない。USTを使えば実証もできる。すごい時代。でも、誰かが既に知っている答えでも、調べれば出てくる沢山の答えでも、その入り口を見つけた時のわくわく感は、いつでも変わらないかもしれない。2011年、今年も良い年になりますよーに。
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