Saturday, March 26, 2011

in Zürich

 




"Braun Tube Jazz Band"のパフォーマンスのために、チューリッヒに来てます。震災の影響で成田から飛行機が正常に飛ばず、急遽京都でのパフォーマンス終演の流れで関西空港から出発。トランジット2回の長旅の末に、ようやくの現地入り。
 
今回僕を招待してくれたのはm4musicというチューリッヒの国際的なポピュラー音楽のフェスティバル。そこに展示作品及びパフォーマンス、という謎めいた形で参加しています。実は、"Braun Tube"として音楽の場に出るのは初めて。面白い化学反応が起こるのでは?とのことで、さっそく音楽フェスを観に来た酔っぱらい達に向けて、発光そして明滅するビジュアル・ドラッグを浴びせかけております。
 
ブラウン管式テレビモニター、コンピュータ、ソフトウェア、ビデオデッキ、カメラ、身体、を駆使して演奏します。大地の揺れ、真っ赤に染まった空、真っ青な閃光、朽ち果てて積み上げられた昔の機械、文明砂漠、そこに漂う目に見えないラジオのニュースや雑音。レクイエムでもあり、序曲でもある。現実的でありながら目覚めない夢のようで。穏やかでありながら、どこまでも荒々しく、、!!
 

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