Friday, January 19, 2007

楽器産卵課題

 

制作系授業の最終課題で、自作楽器を作るといふお題が出た。
まあそれだけならいいのだが、なぜか自分達で作った楽器を使って、大学の応援歌(聞いているだけで気分が悪くなってくるような)を演奏しなくてはいけないのだ。
これは愛校心を植えつけるための策略なのか、はたまたトリッキーなアレンジでもかましてジミヘンドリックスになれよというゴーサインなのか・・今の段階ではT博士の微笑みの向こうに何があるのかははっきりしない。まあそんなことはどうでもいい・・。

ということで、早速昨日から今日にかけてグループで夜を使ってうだうだと制作。大半をくっちゃべって過ごしたような気もしないでもないが、一応幾つか形にした。

a:ぴよんぴよんと混沌です。バネと缶で弦を反響させ、アラブ音階を奏でる。


b:塩ビディジュ。K君の手作り。


c:食塩水ぐるぐる。食塩水の抵抗で発信器の周波数を可変。フラスコを揺すると音が変わる。


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今回の「楽器」の課題は、最後の課題ということもあり、デジタル(ソフトウェア)とフィジカル(物理的装置)を組み合わせたものになっていますが、さまざまなバリエーションが考案可能だと思います。
以下のルールの中で、ぜひ創造性を発揮してください。

[1] PDの使い道は自由、ただしPD以外のソフトウェアを使ってはいけない。
(PDはエフェクターとして捉えてもよいし、ひとつの楽器と捉えてもよい。)
[2] 全員が演奏に参加すること。
[3] 打楽器・管楽器・弦楽器など、異なるパートのアンサンブルがあると望ましい。
[4]「楽器のオリジナリティ」、も当然評価に含まれる。
[5] パソコンは複数台使ってもよい。
[6]「楽器」の定義は拡大して捉える(“人間の操作で音(音階)が出るもの”)

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