Thursday, June 28, 2007

時間と感覚

 
<時間と感覚についての質問>
 

換気扇や車のタイヤがある瞬間に逆周りで見えることがある。
前者は1秒間に50回点滅している蛍光灯の側で引き起こされ、後者は1秒間に30コマを映し出すテレビ画面の中で引き起こされる。映像の点滅が、回転している物体の動きを1コマ1コマ映し出すので、回転している物体と点滅とが噛み合った時、回転が止まって見えたり、逆回りに回っているように見えたりするという原理だそうだ。

ではなぜ現実の世界・太陽光の下でこのような映像は見ないのだろうか。人間の目にはフレームレート(コマ数)は存在しないのだろうか。人間が認知することのできる時間(1フレーム)は一体どれくらいの短さなのだろうか。餃子、茶蕎麦、マーマーレード。(※以前この哲学むーにょを考えたことがある。

これに関して、面白いことを思い出した。事故になる直前、見ている風景がスローモーションになるという話。もし事実なら、脳みそが読み込めるフレームレート数はとても多いということなのだろうか。或は、可変が利くということなのだろうか。脳内で、そしてこの世界で、一体「時間」は「何フレーム」で時を刻んでいるのだろうか。とっても気になるオプラパスカル。
 

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