真夏の音楽会

　

「ホールでの音楽会」
日程：7月27日（金）
場所：聖蹟桜ヶ丘「関戸公民館VITAホール」
時間：18:30 open / 19:00 start
料金：Free!!
※終了致しました。

「オプラパスカル音楽会」
日程：8月11日（土）
場所：阿佐ヶ谷「Next Sunday」
時間：18:30 open / 19:00 start
料金：当日1000円+1drink（200円）
詳細：http://bluemuzica.blogspot.com/
※終了致しました。

「チャリティコンサートMizikado」
日程：8月16日（木）
場所：下北沢「北沢タウンホール」
時間：18:00 open / 18:30 start
詳細（公式HP）：http://mizikado.client.jp/（予約はこちらから）
料金：予約 2500円／当日 3000円（小中学生：1500円）
※終了致しました。

「即興ノイズセッション」
日程：8月30日（木）
場所：高円寺「無力無善寺」
時間：18:30 open / 19:00 start
料金：ドリンクつき1000円
出演：川辺大元＋秋山和天＋和田永
対バン：無善法師/鈴木秀和（from宮城)/チバ大三/鈴木知文/灰鼠
※終了致しました。

＜蒸気青月幻楽の物語＞
　

　空の高いところで不思議な卵を産卵しているポプラ・ポマルは、ごく稀に卵と一緒に涙色のソムニウムを産卵してしまうことがある。すると、このソムニウム分子は１ミクロンより小さいため、青い光を拡散して、真っ赤に染まった月夜をつくり出す。
　しかし、偶然の重なり合いによって分子が１ミクロンに達することがある時、分子は逆に赤い光を分散するので、結果、透き通るように青い雲、異常なまでに紫色の夕暮れ、緑色の風、青い月をつくりだす。この時、突如として街の上空に現れる青い月は、恐い夢を食べながら、渦巻き蒸気のたつ熱いお茶をぼくたちの夢の中に注いでくれる。
　その時、僕たちの脳内に響き渡る古い蒸気幻楽の響きは、記憶の中から決して消えることはない。青い月が最後に出たのは、ここから遠く離れたある街で、その街では青い月を呼ぶためのオプラパスカル音楽が人々によって奏でられている。