Monday, February 22, 2010

Braun Tube Jazz Band Q&A

 
photo by Sumi Takeshi

 
 
メディア祭の会場で多かった質問に今更ながらお答え致します。
 
 
・普段は何をされている方ですか?
来月卒業予定の学生です。他にOpen Reel Ensembleというプロジェクト(テクノ・ユニット)も進めております。
 
 
・何故画面を触ると音が出るのですか?
テレビの画面から発せられている電波を自分の手で拾い、その時に身体に流れた信号を足からギター・アンプに送っています。テレビに映る光の模様が音を意味しており、どの模様を音に変換するのかを自分の手で決めています。LINK : 応募時のビデオ / Braun Tube で Tele Beat !! / 未来世紀ブラウン管の光

 
・きっかけは何ですか?
テレビの端子を誤って繋いでしまったことがきっかけです。その際にテレビに映った光の模様について考え抜く中で、テレビ複数台を打楽器/光シンセ/DJVJ装置として演奏する方法を編み出しました。
 
 
・電話のダイアルでは何を操作しているのですか?
当初はビデオデッキの制御を担当しておりましたが、メディア祭では説明の際にPCから各ブラウン管に信号を送る役割を果たしました。ダイアルである必要はないのですが、番号を入力するインターフェースとして面白かったのです。ビデオデッキ(再生、停止、信号の点滅など)の制御はフットスイッチに変わりました。
 
 
・ビデオデッキの役割はなんですか?
音を映像として記録することで、ビデオデッキの一時停止やジョグシャトルを操作し、音を「一時停止」させたり「映像としてスクラッチ」させたりしています。これによって独特の音色が作れます。
LINK : ビデオデッキはハーディ・ガーディ
 
 
・ご自分で発見したのですか?
日常で見つけた「自分にとっての大発見」です。詳しい人から見ると、模様=音は既知の原理のようです。しかし、自分にとっての発見で良いのです。冒険心は知的な欲求です。そしてテレビ・バンドをやりたい!という欲求も合わさり、新しい作品へと結びつきました。
 
 
・誰でもできるのですか?
同じことは素材が揃えばできますが、それで起きた事故などには責任を持てませんのでご注意ください!!
最もシンプルに必要なもの:ブラウン管テレビ、音源、ギターアンプ、ギターシールド
 
 
・ジャズなんですか?
「ブラウン管ジャズ」という名の惑星的視覚的電気音楽です!
 
 
・身体に悪くないんですか?
やりすぎると悪いと思います。眼にも身体にも。眼はサングラスで防御です。
 
 
・発想がおかしくないですか?
狂ってますよ。僕も、世界も。
 
 
・今後のライブ活動は?
バージョン・アップさせてどこかで爆音でやります!惑星的視覚的電気音楽!!
そして派生的なプロジェクトも構想中です。また是非「浴びに」来てください。
 
 

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